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教室で試験を受けるイメージ

なぜ、今IELTS(アイエルツ)なのか?セブで起こる静かな留学変革。

日本国内ではTOEICが英語能力の評価基準とされていますが、海外ではコミュニケーションスキルを測る上で最も一般的な試験として、ブリティッシュ・カウンシルが実施するIELTS(アイエルツ)が採用されています。英語の知識を問う問題よりも、IELTSのように論理的思考や文化的背景を問う問題の重要性が増しているのです。
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論理的思考や文化的背景を問う問題の重要性

セブ留学はなぜ現在、アップグレードの潮流が広まっているのか、その背景にはコロナ以降の人の動向が大きく関与しています。以前は主に日本と韓国がメインマーケットであり、国内の優良企業に就職するためには留学経験が必要であり、TOEICで800点以上を取得する必要があるなど、日本や韓国で国内向けのポイントを獲得する意識が一部には存在しました。

しかし、コロナ以降、留学後に海外の企業で働くことや海外の学校に進学することなど、以前から存在したワーキングホリデーや留学後の更なるステップとしての外部への展開が圧倒的に増えていると感じます。

このため、日本国内ではTOEICが英語能力の評価基準とされていますが、海外ではコミュニケーションスキルを測る上で最も一般的な試験として、ブリティッシュ・カウンシルが実施するIELTS(アイエルツ)が採用されています。

さらに、日本や韓国以外のアジア諸国(ベトナム、モンゴル、タイなど)や中東諸国、ロシアなどの非英語圏の学生もセブ留学への参加が飛躍的に増えています。彼らは当然のことながら、セブ留学を更なる海外展開のステップと位置づけており、その結果、IELTSの受講者数が急増しています。

日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、知っておくことに損はありません。そして今や、日本へ戻る計画よりも海外でのチャンスを求めるケースが特に若い世代に多いと感じます。学生インターンなどを通じて海外での就労の足がかりを見つけ、英語を単なる履歴書の装飾ではなく、実際のツールとして活用し、未来を創造していく流れに大きく変化しています。

つまり、英語の知識を問う問題よりも、IELTSのように論理的思考や文化的背景を問う問題の重要性が増しているのです。TOEICは選択問題の形式ですが、IELTSは記述式の問題であり、しっかりと英文を理解しないと解くことができません。

ちなみに、セブのESLスクールではCIA(シーアイエー)やEV Academy(イーブイアカデミー)がIELTSの公式試験会場として認定されており、日本や韓国だけでなく、他の非英語圏の国々からも多くのIELTS受講生が集まっています。

CIA(シーアイ―エー)内にある収容人数100名を超す、公式IELTS(アイエルツ)試験会場
EV Academy(イーブイアカデミー)内にある公式IELTS(アイエルツ)試験会場

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